Q69. お坊さんは必要なのでしょうか?

お坊さんは必要なのでしょうか?

一般的にいえば、お葬式に聖職者はいりません。

世界一般には、日本のお坊さんのように聖職者が葬儀に従事するのはむしろ特殊です。俗人が葬儀を営みます。その場合、そのグルーブの長老が葬儀の責任者になります。

イスラム教やインドのヒンドゥー教、また江戸時代までの日本の神道も専門の聖職者のいない宗教でした。それらの宗教では、村の長老が輪番制で一定期間、神官・聖職者の役目を勤めるのです。

もちろん、大きな神社には専門の神官がいますが、そちらが例外でヘ村や町の神社は長老が葬儀やお祭や結婚式等を執り行ないました。したがって、葬儀も一般的には俗人によって行なわれていたのです。

お釈迦さまの時代も、葬儀をするのは長老(在家信者)でした。そしてそれ以後の時代も、南方仏教においては僧侶は基本的には葬儀にタッチせず、葬儀は在家の人々が中心になって執行されることになっています。

日本仏教には「葬式仏教」の異名があり、日本では、葬式はお坊さんがするものという慣行ができ上がっていますが、お坊さんと葬式との結び付きは、一般に思われているほど必然性はないのです。

日本において仏教僧が葬儀にたずさわるようになったのは、江戸時代に檀家制度が出来上がって以後です。現在では様々な信仰や考え方があります。亡くなった方のご意向や親族や近しい方々のお考え次第で、聖職者がいない葬儀を行うことは問題ありません。

 

ただし、一般的な葬儀の進行と違う部分もあり、参列者にしっかりとご案内することが大切です。ぜひ一度、光彩セレモにご相談ください。

公開日:  最終更新日:  株式会社和敬