Q10. 弟は「分家」?

弟は「分家」なのでお墓に入れないのですか?

基本的には入れませんが、条件を満たせば入れます。

 「分家」とは、一家の次男や三男が本家から独立し、新しく家族を作ることを言います。分家の際には、元あるお墓や仏壇なども本家とは別のものとして新しく作らなければなりません。新しく独立し家族を持ったからには、お子さんやさらにその後に続く子供たちが代々入ることができるお墓を持っておくことが必要で、場所や規模などにこだわる必要はありませんが、どこかに1つ「分家墓」を持っておくと、後々まで安心です。

 ご自身が次男や三男で新しく分家として独立していても、子供がいないのであれば実家のお墓に入ることができます。これは、長男が「入ってもいい」と許可してくれればお墓に入ることができるもので、そのお墓の使用権を持つ者に許可さえあれば誰でもお墓に入ることができるのです。しかし、自分たちは良くても子供やそれ以降の代の子まで代々長男の墓を使用するのには少々無理があります。したがって、分家の墓はやはり必要になってくるといえます。

分家の初代の墓を造るにあってまずご先祖様に感謝をし、墓を建立してご先祖様を供養しなければなりません。これは必須ではありませんが、家がずっと繁栄していくことを望むならば今一度先代に感謝をして、今後の繁栄を見守ってもらう必要があります。また、分家墓ということで自分の実家以外に妻や子供、孫にもきちんとお墓のことを説明し、万が一自分が死んだ後もしっかり守っていくようにと話し合いをする必要があります。

お墓は自分が死んでからもなお存在し続けるものですが、守ってくれる人がいなくなればいずれそのお墓は「要らないもの」として墓石が撤去・処分され、墓所は元通り綺麗に整地されてしまいます。そうして後々のこともよく考えて、お墓を持つ時期や継承する相手を決めておき、よく話し合いをされておくと良いでしょう。

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公開日:  最終更新日:  株式会社和敬