Q38. 納棺時に入れる三角の白い布は何?

納棺の際に入れる三角の白い布は何?

納棺の際に入れる三角の白い布のことを天冠(てんかん)といいます。中国の習慣からきています。

 中国では人前に出るときは冠をつけないと失礼とされ、冠を付けると言う説があります。またこの天冠はかつて日本では子供がつけた習慣があり、死者が再びこどもに帰るという儀礼説もあります。

 地域によっては「頭巾(ずきん)」と言ったり、「額烏帽子(ひたいえぼし)」「髪隠し」と言う地域もあります。これは亡くなった方が着る死装束の一部となります。

 死装束とは冥土に旅立つときの衣装のこと。「経帷子(きょうかたびら)」と呼ばれる白い着物を着て、手には手甲(てっこう)、脚には脚絆(きゃはん)を付けます。頭からは頭陀袋(ずだぶくろ)を下げ、その中には三途の川の渡り賃である六文銭(ろくもんせん)を入れます(もちろん紙製)。さらに網笠をかぶり、草履を履き、利き腕には杖を持ちます。

 天冠ですが、これは「閻魔大王に失礼ならないように冠をつけて正装をしなければいけない」「死者が地獄のタタリから逃れるために」「身分の高さを冠で表現した」と諸説あります。

 天冠は白い三角布だけのことを指すわけではありません。お雛様の頭についている冠も天冠と言いますし、能の装束のひとつにも天冠があります。能の場合、高貴な役柄の人がかぶるものとして使用されたり、神様や天女などを表現するために使用されたりしているようです。死者に付ける天冠は「最後に高貴な身なりで送ってあげたい」という昔の人の思いが込められているのかもしれません。

 死装束は基本的に亡くなった人が着用するものではありますが、故人だけでなく遺族が着る地域もあります。日本の歴史の中では喪服が白だった時代が長いので、現在そのような習慣が残っていても不思議ではありません。

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公開日:  最終更新日:  株式会社和敬